1950-03-28 第7回国会 参議院 予算委員会 第23号
政府が人事院の勧告を受諾し難いということにつきましては、給與ベース白書におして、極めて木下君の御指摘のごとく、具体的詳細に亘つて我々は論駁いたしてあります。
政府が人事院の勧告を受諾し難いということにつきましては、給與ベース白書におして、極めて木下君の御指摘のごとく、具体的詳細に亘つて我々は論駁いたしてあります。
それからこれを裏書きするものとして、いわゆる給與ベース白書を出しております。これに関しましてはもとより木下君の御指摘のごとく、人事委員会において論議を交わしておりますが、政府は原則として、あの給與ベース白書というものは間違いがないという確信を持つている次第であります。
これらの資料を作成する当りましては、物価庁を含んだ安本の職員、それから大蔵省の職員、内閣審議室の職員というものが相当長期に亘つて協議研究、検討した結果作成したものがこの給與ベース白書であるということを申上げたいと存じます。
給與ベース白書を人事院と連絡せずに出したことについての御質問と拝承したのでありますが、私は国家公務員の規定によりなされたる人事院の勧告は、できる限り尊重いたしたい、こう思つて鋭意勧告のなされた十二月四日以来研究所をいたしておりましたが、経済安定政策の強力なる遂行を、現下の産業経済その他国家復興の諸般の情勢に鑑みて、絶対に必要なる国家的要請であるという結論に到達いたしましたのと、もう一つは給與ベース白書